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MT4が使える「FXTF(FXトレードフィナンシャル)」の人気度は?
FXTF(FXトレードフィナンシャル)は、MT4(メタトレード4)を使える国内のFX会社の中で、最も有名なFX会社の一つです。ちなみに「ファイナンシャル」ではなく「フィナンシャル」なので、間違えないように注意しましょう。
MT4を使える国内FX口座を選ぶなら「FXTFか、OANDAの2択」と言われるほど、MT4を使う方にとっては有名なFX口座です。
「OANDA」に比べると、ややサーバーが弱く、約定などで少しタイムラグを感じることもありますが、MT4を使える業者の中では、スプレッドと呼ばれる手数料が一番少ないです。そのため、MT4を使える国内FX業者の中では、おそらく一番人気でしょう。
「FXTF(FXトレードフィナンシャル)」でMT4を使うときの注意点
FXTFで、MT4を使うときは、次の2つの点に注意する必要があります。
- 通貨ペアの語尾に「-cd」とつく「FXTF」の独自仕様がある
- ストップレベルがある
普通、MT4を使えるFX口座の通貨ペアは、「AUDCAD」「USDJPY」というように、通貨のみのアルファベット6文字で、シンプルです。一方、「FXTF」の通貨ペアには、次のように、語尾に「-cd」がつきます。
- 一般的なMT4口座は「AUDCAD」、FXTFは「AUDCAD-cd」
- 一般的なMT4口座は「USDJPY」、FXTFは「USDJPY-cd」
このように、語尾に「-cd」とつくため、MT4を使うときは、このクセをきちんと理解しておく必要があります。日本のFX口座でMT4の使える、もう一つの人気口座である「OANDA」も、語尾に「-a」がつきます。そのため、「FXTF」や「OANDA」を使う場合は、通貨ペア名の独自性には注意しましょう。
また、「FXTF」には、「ストップレベル」というものがあります。指値・逆指値を入れるとき、「ストップレベル以上」でなければなりません。「ストップレベル」は、指値・逆指値の「pips制限」と考えればいいかもしれません。次のように計算します。
- 指値・逆指値は、「(ストップレベル÷10)pips以上」
- 例:ストップレベル50なら、指値・逆指値は、現在価格より5pips以上離す
- 例:ストップレベル150なら、指値・逆指値は、現在価格より15pips以上離す
そのため、指値・逆指値を同時に入れる「OCO注文(One Cancels the Other)」のトレードスタイルのときは、注意した方がいいかもしれません。
ちなみに、2019年3月18日(月)時点での「FXTF」のストップレベルは、次の通りです。比較のため、ストップレベルの大きい「XM」の同時刻のデータも載せました。
ABC順 | 通貨ペア | FXTFのストップレベル | XMのストップレベル |
---|---|---|---|
1 | AUDCAD | 50 | 160 |
2 | AUDJPY | 50 | 99 |
3 | AUDNZD | 50 | 210 |
4 | AUDUSD | 50 | 50 |
5 | CADJPY | 50 | 100 |
6 | CHFJPY | 50 | 120 |
7 | EURAUD | 50 | 120 |
8 | EURCAD | 50 | 140 |
9 | EURCHF | 50 | 62 |
10 | EURGBP | 50 | 50 |
11 | EURJPY | 50 | 54 |
12 | EURUSD | 50 | 40 |
13 | GBPAUD | 50 | 160 |
14 | GBPJPY | 50 | 108 |
15 | GBPUSD | 50 | 52 |
16 | NZDJPY | 50 | 140 |
17 | NADUSD | 50 | 80 |
18 | USDCAD | 50 | 52 |
19 | USDCHF | 50 | 50 |
20 | USDJPY | 50 | 40 |
ストップレベルを導入する目的は、一般的には、数秒~数分での取引を繰り返す「スキャルピング」を制限するためです。「スキャルピング」によるトレードは、サーバーへの負荷が大きいため、禁止しているFX業者もあります。
実際、「FXTF」は、スキャルピング禁止で、スキャルピングをしていると、警告の連絡が来たり、口座を凍結されるので、注意しましょう。
一応、「FXTF」のストップレベルは小さめなので、損切の逆指値を6pipsにするスキャルピングなら、ストップレベル的にはスキャルピングは可能ですが、短時間での頻繁なトレードはやめた方が無難です。
ゆっくりと1日のうち数回トレードするデイトレードで資金を増やしたい方は、私も使っている「マーケティングFX」で「FXTF」を利用するのもおすすめです。
「マーケティングFX」は、MT4(メタトレード4)に入れるツール(EA、エキスパートアドバイザー)で、さらに、損切は「5pips+2~3pips以上、というルール(計7pips~8pips以上)」があるので、「FXTF」との相性もよくなっています。
また、トレードも、注文時に、「利確の指値」と「損切の逆指値」を入れれば、あとはほったらかしのトレードなので気楽です。「マーケティングFX」は、「FXTF」のデモ口座でも利用できるので、一度、チェックしてみてもいいかもしれません。